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和書レビュー

和書レビュー

歴史書初読み:ソ連の崩壊の過程をつぶさに追った本。 東欧革命 1989:ソ連帝国の崩壊

昔から興味のないジャンルの本には一切触れることなく、40年以上生きてきたわけですが、その、私が今まで全く手に取らなかったジャンルの中に、歴史書というものがあります。 学生時代、歴史の授業は退屈以外の何物でもなかったし、自伝にしろ伝記にしろ、...
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自分の意見をきちんと言える私になる。自分の意見で生きていこう / ちきりん 感想

30代後半、仕事や生き方に悶々としていた時期に、自己啓発やビジネス本を熱心に読んでいました。40代に入ってつきものが落ちたみたいに、その手の本を読まなくなったのですが、久しぶりに手に取ったちきりんさんの「自分の意見で生きていこう」は、新鮮で...
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何度も読み返している、手帳術本

毎年、新しい手帳の準備をし始めるこの時期に、必ず読み返す本があります。手帳の使い方について書かれた、所謂”手帳術”の本なのですが、見方によってはビジネス書に近いところもある一冊です。 基本的にこういう実用書はあまり読み返さないタイプなのです...
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もう別れてもいいですか 桐谷 美雨 感想

桐谷 美雨という作家さんは、世の中で今ホットな話題を、小説にするのが上手いなあと思う。 断捨離がテーマの「あなたの人生、片付けます」、定年男性の家族再生をテーマにした「定年オヤジ改造計画」、老後の金銭不安をテーマにした「老後の資金がありませ...
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自転車泥棒/呉 名益  感想

今年になって、中国語を勉強し始めました。 語学の勉強は終わりの見えない長距離走のようなものだから、できるだけ「楽しいこと」と抱き合わせでないと続かないということを、6年にわたる英語の勉強で感じていたので、これから中国語と長く楽しく付き合って...
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静謐という言葉が似合う一冊 / 頁をめくる音で息をする

尾道に、深夜に開店する古書店があるらしい。 この本はそんな稀有な古書店「弐拾db(にじゅうでしべる)」というその店の店主が書いた、随筆集です。 著者は所謂文学青年で、詩をこよなく愛し、この本にもあちらこちらに詩や、詩人が登場します。今まで私...
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抱腹絶倒、に偽りなし。『言語学バーリ・トゥード』感想/抱腹絶倒、言語学の世界

人生も40年を過ぎると、大概の面白いには免疫があるので、心の底から面白い!と思う本に出合うことはそれほど頻繁にはないのですが、久しぶり「おもしろっ」となった本があったので紹介したいです。 言語学と聞くと、文法とか語法とか言葉の起源とか難しい...
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世界中にある本の街

海外旅行が気軽にできなくなって久しいですが、次、旅行に行けるなら、本にまつわる場所を色々とめぐりたいと、情報収集に余念がない私です。 特にイギリスの古書の街、ヘイ・オン・ワイは、日本の古書の街「神田神保町」についての本を検索している時に、『...
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本好きのための本と漫画

本屋さんは新刊との出会いが、図書館は古くても思いがけない面白い本との遭遇がある場所。先日図書館で、本好きならきっとときめく1冊と出合ってしまいました。 イタリア、ヴェネチアの古書店で著者が出会ったのは、イタリア、トスカーナ地方の小さな村「モ...
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青空と逃げる 辻村 深月 感想

こんばんは。 年末から読んでいた辻村 深月さんの「青空と逃げる」を読み終わりました。 夫が巻き込まれた交通事故がきっかけで、突然、小学5年生の息子を連れて東京から地方に逃げることになった女性のお話。住所を持たず各地を転々とする親子は、行く先...
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