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2022年の目標と年始の読書記録

和書レビュー
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こんにちは。すっかりお正月が明けてしまいましたが、遅ればせながら皆さま今年もどうぞよろしくお願いいたします。

皆さん、新年の目標はもう立てられましたか?

私は目標を4つ立てました。
1. 沢山の物語(本、映画、ドラマ)に触れ、感想をアウトプットすること
2. 毎日英語に触れること
3. 中国語のテキストを1冊、やってみること
4. 趣味を広げすぎず、選択肢に迷わないようにすること(断捨離)

昨年は英語の資格勉強を一所懸命やったので、今年はどちらかというと、資格勉強よりも、英語を使って何をするかとか、英語と相性のいい何かを見つけて深堀利していきたいです。

(目標についての思いは、勉強ブログの方で色々書いたので、興味のある方だけ読んでください)

さて、今年はとにかく読書+感想をアウトプットしようと思っているので、お正月から色々な本を読みました。

元旦に最初に読んだのは、私には珍しい日本の近代文学。

草の花 / 福永 武彦

「死に向かってひたすらに疾走する恋」、恋愛小説の隠れた名作。
というあおり文が気になって読んでみました。恋愛というよりも、孤独と愛、両極端でしか生きられない質の男が、孤独が人を強くするという信念のもと命を燃やして死ぬお話、と感じました。

この時代の文学にしては読みやすいと思います。(と言っても私はこの手の近代文学は今までほとんど読んでいないので、比較しづらい)

私の母は古典とか近代文学を愛してやまない人で、学生時代随分と読めと言われたのですが、「読め」と言われると一層読みたくなくなる質の私は、夏目漱石の「こころ」ですら途中で投げ出したタイプの人です。

そんな私がなぜこの手の文学を読んでみたのか、これはオンライン英会話で出会った、フィリピン人の読書好き講師の影響です。彼女は最近アジアの文学にはまっているそうで、英会話の中で本について話しているうちに、そういえば読んでみようか、と思ったのがきっかけです。

まさか英語の勉強していて、日本の文学について興味が出てくるとは、人生不思議なものです。

「面白い!」と膝を打つようなジャンルではないので、また気が向いたら近代文学も読んでみようと思います。

読了本2冊目は、12月に発売されたばかりの新刊、「なぜ、日本の職場は世界一ギスギスしているのか」。

なぜ、日本の職場は世界一ギスギスしているのか /沢渡 あまね

著者は働き方改革や社内コミュニケーション改革などを手掛ける会社の代表者の方。職場問題について沢山本を出版されています。

私の職場は所謂、古きよき日本の大企業です。最近、会社内のコミュニケーションがうまくいってないなー、なんでこうなるの?と思うことが多く、何か原因や解決方法があるのかなと思って手に取りました。

読んでいて、あるある過ぎて共感しかない…そんな内容でした。
うちの会社を見て書いたんですか?と思わず言いたくなりました。
上手く表現できない、言いようのない働きづらさを、うまく言語化されていると思います。

職場がそうなる原因や対処法も書かれていますが、対処法がすべての職場の解決につながるかどうかはさておき、この得体のしれないギスギスの要因をうまく分解してくれたことを賞賛したいです。

色々と書きましたが、今年は読書量を増やし、さらに本のレビューも沢山していきたいと思っているので、noteの更新頻度もぐっと上げていけたらと思っています。

読んでくださっているみなさま、今年もどうぞよろしくお願いいたします!

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