2023年もいよいよ終わり。今年読んだ本の総括をしていきたいと思います。
さて、2023年は洋書の読書に力を入れたいと思ってスタートしました。年間15冊の洋書を読みたいと思っていましたが、最終的に9冊となりました。数としては達成できませんでしたが、昨年の5冊から比較するとほぼ倍になりました。
和書は全部で25冊。洋書に時間を取られた分、少な目になりました。
今年読んだ洋書の中でマイベストを挙げるとすれば、1番はWhere the Crawdads Sing / Kelia Owens。
映画「ザリガニの鳴くところ」の原作です。
Kindle版で読んだのですが、後になってハードカバーを購入したくらい気に入っています。最初は推理ものかなと思っていたのですが、孤独な女性の人生譚に胸締め付けられる内容でした。
詳しいレビューは以下のリンク先にも書いていますのでよかったらご覧ください。
Lessons in Chemistry もすごく良かったので、Where The Crawdads~とどちらにするか最後まで悩みました。同じく女性の人生譚ですが、Lessons~はすごくポジティブな気持ちになるお話。勇気をくれる一冊です。女性がまだ男性と等しく働けない時代に奮闘する女性化学者が、カッコいいです。
Lessons in Chemistryのレビューは以下の記事も参考にしてください。
和書の2023年マイベストは、二人の嘘/一雫 ライオン。
読んだフィクションの中では私の中でダントツの一番。文庫で読んだのですが、実はこの年末どうしてもハードカバーが欲しくなり、購入しました。それくらい好き。最後の50ページくらいは呼吸の仕方を忘れるくらい没入しました。人生でこの本に出合えてよかったと思えた一冊。詳しいレビューは以下の記事を参照ください。
こうやって見てみると、私はものすごくハッピーなお話よりも、ちょっと苦みのあるお話が好きなのかな、と自己分析。チョコもコーヒーもほろ苦さは大人の楽しみ、ということで(笑)
さて、残り数時間で2023年も終わり。2023年を振り返りながら、2024年はどんな年にしようか、考えて夜を過ごしたいと思います。
今年1年もありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。皆さま、良いお年を!
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