和書レビュー

歴史書初読み:ソ連の崩壊の過程をつぶさに追った本。 東欧革命 1989:ソ連帝国の崩壊

昔から興味のないジャンルの本には一切触れることなく、40年以上生きてきたわけですが、その、私が今まで全く手に取らなかったジャンルの中に、歴史書というものがあります。 学生時代、歴史の授業は退屈以外の何物でもなかったし、自伝にしろ伝記にしろ、...
洋書レビュー

サスペンスとみせかけて孤独な女性の人生譚。Where The Crawdads Sing / Delia Owens 

世界的ベストセラーのWhere The Crawdads Sing、日本でも『ザリガニの鳴くところ』という邦題で出版されていますが、これほど原語(英語)で読んでよかったなあと思える一冊今までなかったなと思います。英語を勉強中の方は是非、英語...
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自分の意見をきちんと言える私になる。自分の意見で生きていこう / ちきりん 感想

30代後半、仕事や生き方に悶々としていた時期に、自己啓発やビジネス本を熱心に読んでいました。40代に入ってつきものが落ちたみたいに、その手の本を読まなくなったのですが、久しぶりに手に取ったちきりんさんの「自分の意見で生きていこう」は、新鮮で...
洋書レビュー

衝撃的な結末に言葉を失った My Sister’s Keeper / Jodi Picoult 感想

衝撃的な一冊でした。今までの人生で読んだ本の中で、和書・洋書含めて一番インパクトがあったし、胸をわしづかみにされる一冊でした。これを原語で読めて本当に良かったと思います。 <あらすじ> 白血病で2歳の時から闘病している姉と、その姉のドナーに...
和書レビュー

何度も読み返している、手帳術本

毎年、新しい手帳の準備をし始めるこの時期に、必ず読み返す本があります。手帳の使い方について書かれた、所謂”手帳術”の本なのですが、見方によってはビジネス書に近いところもある一冊です。 基本的にこういう実用書はあまり読み返さないタイプなのです...
洋書レビュー

続編もやっぱ面白かった…!When She Was Good / Michael Robotham 感想

前回Noteでご紹介した、Good Girl Bad Girl の続編です。こちらもたまたまKindle版がセールの時に買って積んでいたのですが、第一作目が予想以上に面白かったこと、シリーズ通して語られるであろう謎や、第一作では回収されずに...
洋書レビュー

海外ドラマみたいで、沼るシリーズ Good Girl Bad Girl / Michael Robotham 感想

Twitterでこの本が面白いという評判を聞き、そういえば前に紀伊國屋の洋書バーゲンで買ってたぞ、と思い出して手に取りました。 こちら、シリーズ物のスリラーで、現在までに3冊刊行されています。こちらはシリーズ1冊目。どうやら色々な謎が出てく...
洋書レビュー

期待していなかったのに、やられた。We Were Liars / e. lockhart 感想

これほど期待しないで読み始めて、最後にいい意味で大きく裏切られた本はなかったように思います。 We were liars は以前紀伊國屋でバーゲンの時に「あ、これ評判のいい本だ」ということで買って長らく積んでいた一冊。YA(ヤングアダルト)...
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終末の世界で出会った、たった一人の隣人が善人とは限らない Z for Zachariah / Robert C. O’Brien 感想

Twitterで非常に面白い洋書を教えてもらい、手に取ったこちらの本。 気軽に読み始めたら止まらず、数日で一気に読み上げてしまいました。 Z for Zachariahは1974年に発表された本で、著者であるRobert. C. O'Bri...
和書レビュー

もう別れてもいいですか 桐谷 美雨 感想

桐谷 美雨という作家さんは、世の中で今ホットな話題を、小説にするのが上手いなあと思う。 断捨離がテーマの「あなたの人生、片付けます」、定年男性の家族再生をテーマにした「定年オヤジ改造計画」、老後の金銭不安をテーマにした「老後の資金がありませ...
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