本(総合)

洋書の聖地へ行ってきた

少し前の週末、春休みだし、ということで東京旅行に繰り出してきました。子連れ旅行のメインはディズニーランド。でも私にはどうしても行きたいところがあり、子供についてきてもらう形で新宿の”洋書の聖地”に行ってきましたり関西住みな私にとって、洋書専...
洋書レビュー

とりあえず読んで!面白いから! Lessons in Chemistry /Bonnie Garmus 感想

1960年代カリフォルニアを舞台にした、若き女性化学者のお話、というあらすじを読んで、この本に当初はあまり惹かれるものを感じなかったのですが、洋書読書垢の皆さんの間で「面白い!」と評判だったので手に取った一冊。正直、あらすじだけでは、同じよ...
和書レビュー

胸えぐられるノンフィクション 母という呪縛 娘という牢獄 / 齊藤 彩 感想

読みながら心かき乱され、本を置いた後も色々考え、尾を引くこの本は、犯罪ルポルタージュという分類になるのだと思うが、むしろどんな物語よりも心を揺さぶる一冊だった。この本は2018年に起こった、娘による母親殺害事件の記録だ。医学部に入ることを母...
和書レビュー

歴史書初読み:ソ連の崩壊の過程をつぶさに追った本。 東欧革命 1989:ソ連帝国の崩壊

昔から興味のないジャンルの本には一切触れることなく、40年以上生きてきたわけですが、その、私が今まで全く手に取らなかったジャンルの中に、歴史書というものがあります。学生時代、歴史の授業は退屈以外の何物でもなかったし、自伝にしろ伝記にしろ、と...
洋書レビュー

サスペンスとみせかけて孤独な女性の人生譚。Where The Crawdads Sing / Delia Owens 

世界的ベストセラーのWhere The Crawdads Sing、日本でも『ザリガニの鳴くところ』という邦題で出版されていますが、これほど原語(英語)で読んでよかったなあと思える一冊今までなかったなと思います。英語を勉強中の方は是非、英語...
和書レビュー

自分の意見をきちんと言える私になる。自分の意見で生きていこう / ちきりん 感想

30代後半、仕事や生き方に悶々としていた時期に、自己啓発やビジネス本を熱心に読んでいました。40代に入ってつきものが落ちたみたいに、その手の本を読まなくなったのですが、久しぶりに手に取ったちきりんさんの「自分の意見で生きていこう」は、新鮮で...
洋書レビュー

衝撃的な結末に言葉を失った My Sister’s Keeper / Jodi Picoult 感想

衝撃的な一冊でした。今までの人生で読んだ本の中で、和書・洋書含めて一番インパクトがあったし、胸をわしづかみにされる一冊でした。これを原語で読めて本当に良かったと思います。<あらすじ>白血病で2歳の時から闘病している姉と、その姉のドナーになれ...
和書レビュー

何度も読み返している、手帳術本

毎年、新しい手帳の準備をし始めるこの時期に、必ず読み返す本があります。手帳の使い方について書かれた、所謂”手帳術”の本なのですが、見方によってはビジネス書に近いところもある一冊です。基本的にこういう実用書はあまり読み返さないタイプなのですが...
洋書レビュー

続編もやっぱ面白かった…!When She Was Good / Michael Robotham 感想

前回Noteでご紹介した、Good Girl Bad Girl の続編です。こちらもたまたまKindle版がセールの時に買って積んでいたのですが、第一作目が予想以上に面白かったこと、シリーズ通して語られるであろう謎や、第一作では回収されずに...
洋書レビュー

海外ドラマみたいで、沼るシリーズ Good Girl Bad Girl / Michael Robotham 感想

Twitterでこの本が面白いという評判を聞き、そういえば前に紀伊國屋の洋書バーゲンで買ってたぞ、と思い出して手に取りました。こちら、シリーズ物のスリラーで、現在までに3冊刊行されています。こちらはシリーズ1冊目。どうやら色々な謎が出てくる...