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ここのところ生活リズムの変更により読書から少し遠ざかっていたのですが、そろそろリハビリをと何となく詰んでいたミステリー小説「誘拐の日」を手に取りました。面白いと聞いていて、過去韓国でも日本でも映像化された本書。映像化されたものはもれなく原作の方が面白い…と思っているので、映像は見ずに軽い気持ちで読み始めました。
<あらすじ>
心優しいが頼りない主人公・ミョンジュンは、病を患う愛娘の手術費用を作るため、元妻の提案に押されて金持ちの少女を誘拐することを決意します。しかし、ターゲットである豪邸へ向かったものの、直前で緊張からドジを踏み、飛び出してきた少女をうっかり車ではねてしまいます。慌てて病院へ連れて行くと、事故のショックで少女はその間の記憶をすべて失っていました。誘拐するはずが事故の被害者にしてしまった上に、記憶喪失になった少女・ロヒ。追い詰められたミョンジュンは、とっさに「自分は父親だ」と嘘をついて彼女を連れ帰ることにします。
主人公ミョンジュンは本当に「うっかり気質」と「人のよさ」でおおよそ誘拐には向いていない男なんですが、元妻にそそのかされて実行することに決めたものの、運の悪さがさらにそこに襲い掛かるパターンのお話。クスクス笑う系のカジュアルなミステリっぽい感じなのかな?と思いきや、途中から予想外の事実が明るみに出て、気が付いたら本格ミステリに。どんでん返しを幾度が経て(毎回本当にびっくりする)そして最後「!!!」となり、ちょっとこの先想像したら怖いんだけど?というところで終わります。私の好きな映画「ユージュアルサスペクツ」に近いゾクゾク感がありました。
読書のそしてミステリの面白さを改めて見せつけられた、そんな1冊。
しばらく本を読んでいないなという人にも、面白いミステリを探している人にもおすすめ。
ー0.5したのは、韓国小説ということもあって、なかなかキャラクターの名前が覚えられず、苦労したので笑 冒頭に登場人物一覧があるのですが、Kindleで読んでいた私は戻るのが大変で、ああやっぱり「紙の本」が一番だなと思いました。あと、帯に日本版キャストの写真が付いているんですが、どうしてもキャラクターの先入観が付いてしまうのでこれもちょっとどうなのかなと。日本版ドラマではミョンジュンは斎藤工さんのようですが、私の中ではどっちかというと佐藤二朗さんのイメージかな笑

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