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初めての海外出張からの学び

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先日、仕事で人生初の海外出張に行かせていただきました。
Instagramの方では出張先から写真や、その時感じたことをスポット的に投稿させていただいたのですが、帰宅しひと段落した今、自分の頭の整理も含めて、この出張で経験したこと、感じたことをまとめたいと思いキーボードに向き合いました。

出張の行き先はヨーロッパ。旅行でも行ったことがないところです。(詳しい地域はここでは伏せさせていただきますね)
海外取引先との契約交渉、会食、施設の視察等、盛りだくさんの内容でした。
英語を学習しているにも関わらず、「英語を喋るのは必要最低限にしたい」という内向的な性格のため、旅行でも本当に必要最低限しか英語をしゃべらない私ですが、この出張中は否応なしに英語を喋る必要がありました。

「英語を喋るのは必要最低限にしたい」と言うと、喋りたいんじゃないの?と驚かれるのですが、英語を話すために知らない人にこちらから話しかけるのって、私にはハードルが高いです。英語は好きだけれど、コミュニケーションについては奥手なんですよね…

そんな「ちょい腰引け気味」な私がこの出張中まず気づいたのは、英語は積極的に話してナンボということ。積極性って思ったよりも大事。「先手必勝」とは言うけれど、コミュニケーションの世界では正にその通りだなと。

タクシーではできるだけ助手席に座り、最初に一言二言スモールトークをすると、タクシーの運転手も機嫌よく運転してくれます。レストランでは案内をしてくれた店員さんに、いいお店ですね、等の声かけを。あまり日本では意識しませんが、こういうことが大事なんだなと出張中強く感じました。

慣れない中、自分に鞭を打つつもりで「英語で話しかける」のを意識しました。これほど積極的に英語を話したのは後にも先にもないと感じています。そしてやりとりの中で、自分の英語がちゃんと通じる、と思ったのが二つ目の気づき。

そりゃ通じるだろ?って今思いました?(笑)
オンライン英会話で練習して、オンライン会議でも発言して、普段から英語を使ってはいるのですが、カメラ上のやり取りと直接対話では話した時の手ごたえの違いに驚きました。長く日本で英語を勉強してきた私にとって、直接対話で自分の言葉が伝わって、リアクションが返ってくるのはとても新鮮で、良い意味で生々しく、「通じた」という体験で自分の英語を持つことができました。

今回、複数の同僚と一緒にこの出張に行ったのですが、同僚の英語を聞く機会があったのも非常に良い経験になりました。同じ日本人の英語を聞くことで、自分の目標とする姿をより鮮明に描くことができたからです。この人みたいに話したい、そういうお手本を見つけると、学習にも力が入りますよね。私はこの経験を通してより一層、intelligible(意味:〔話・文書・表現などが〕分かりやすい、理解できる)な英語話者になりたいと強く思いました。

自分を成長させていくには、具体的な「ありたい姿」や「目標」を持っておくことが大切だと思っています。こうなりたいな、という理想は持っていた私ですが、今回の体験を通して、英語力だけでなく、「なりたい自分」をよりくっきりとイメージすることができるようになりました。

皆さんには具体的ななりたい自分像がありますか?
憧れの英語スピーカー、3年後に●●さんのようになりたい、英語が話せるようになって推しと話したい…etc.そういうゴールを持っている人ほど、毎日の勉強が苦行ではなくなり、成長の為のプロセスとして昇華しやすいのではないでしょうか。例えば服を買うときにモデルさんの着こなしを参考にするように、自己成長の為に理想となる自分のモデルを持っておく。一貫して頑張るためには、自分のゴールを明確にしておくことが何よりも大切だと思います。

新しい年が間もなく始まります。
この年末は、今年1年の振り返りと共に、新しい年に目指す理想の私像を整理してみるのはどうでしょうか?

 

 

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