和書レビュー

息を飲む、大人の純愛/二人の嘘

長いこと読書を趣味にしていると、物語の多少の起伏ではあまり心が動かなくなってしまったり、結末を予想できてしまったりしますが、今回、久々に自分の読むスピードがもどかしくなるくらい、息を飲む物語に出会いました。 一時期話題になった一冊なので、読...
本(総合)

洋書の聖地へふたたび

運動会の振り替え休日を利用して、子供たちと1泊2日で東京旅行に行ってきました。今回のメインは劇団四季の観劇とチームラボプラネッツだったのですが、洋書書店にどうしても行きたいと予定を押し込んで行ってきました。 前回の旅行ではBooks Kin...
本(総合)

特装版「汝、星のごとく」とスピンオフ新刊

今から少し前、noteの中でも触れましたが、凪良 ゆうさんの「汝、星のごとく」の特装版が紀伊國屋書店限定で発売されました。既にハードカバー版を持っていましたし、改めて買うべきがどうか悩んだのですが、カバーの美しさと特典に惹かれて連れ帰ってし...
洋書レビュー

大人も考えさせられるYA小説 The Benefits of Being an Octopus

大人向けの洋書をガッと読んだ後は、少し軽めのYA小説を読もうと思って積読していた一冊を読みました。表紙の蛸のイラストがユニークなこちら、大人が読んでもハラハラしましたし、銃社会や貧困について考えさせられる1冊でした。英語自体は分かりやすいの...
和書レビュー

立ち読みで惚れ、連れ帰った一冊 両手にトカレフ/ブレイディみかこ

土日、散歩がてらBOOK OFF に行って出会った一冊。『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』が話題になったブレイディみかこさんによる小説ということで、ちょっと気になって数ページ読み始めたら、止まらなくなって結局買ってしまいました。...
洋書レビュー

友情に震えるSF/Project Hail Mary

SFを英語で読むのって難しそうと思いつつも、とても面白いという評判を聞いてProject Hail Maryを読み始めたのが前月。475ページの大作を隙間時間にちまちま読み始め、40日ほどで読了しました。SFしかも、宇宙が舞台ということで、...
本(総合)

和書も洋書も読書管理できちゃうアプリ発見!

みなさん、読書記録ってつけていますか? 私は毎年、〇冊くらい本を読みたいという目標を作っており、主にアプリで読書記録をつけています。 和書はブクログ 洋書はGoodreads この2つのアプリを使って、和書と洋書を別々にカウントしています。...
和書レビュー

たとえ世界が共感してくれなくても。『流浪の月』/凪良ゆう

先日読んだ『汝、星のごとく』がとても印象に残ったので、同じ凪良ゆうさんが書かれてベストセラーとなっている『流浪の月』を手に取りました。 親に見捨てられた少女、彼女に居場所をくれた青年。温かで不思議な関係は事件により突然終わりを迎える。そして...
洋書レビュー

最高にハートウォーミングなサスペンス/Vera Wong’s Unsolicited Advice for Murderers

この春、東京旅行をしたときに洋書の聖地「BOOKS KINOKUNIYA TOKYO」で買って積んでた1冊、Vera Wong's Unsolicited Advice for Murderers、★5つの面白さでした。 <あらすじ> Ve...
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お腹がすく、メモワール/Hマートで泣きながら

『ミシェル・ザウナー著「Hマートで泣きながら」がなかなかイイらしい』SNSで流れてきたそんなつぶやきを見たのがきっかけで、手に取りましたこちらの本。 著者は韓国系アメリカ人のミュージシャン。アメリカで成功を収めたジャパニーズブレックファース...
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