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マミートラックにはまったワーママ キャリア観の棚卸しの必要性〜自分にとって働くって何?(1)

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こんにちは、missyです。

今日は、なぜ私が勉強するのか、そしてマミートラックから脱出しようともがいているのかについて書いてみようと思います。少し長くなるので2回に分けていますが、よろしければお付き合いください。

ワーママ9年目

今年、私にとって最初の子供が9歳を迎えます。つまり、私自身もワーママ9年目になるということ。(育児休職していた年数を加味すると、実質ワーママとして働いているのは6年目になるのかな)

現在、私は育児のための短時間制度を使って、フルタイムワーカーより2時間短縮で働いています。

下の子供が小学校に上がって夏休み明けには、この短時間勤務制度は使えなくなります。私としては、フルタイムになった時にどうやって家庭と仕事を両立していくかは、もう1年以上前から不安に思っていました。

相談すべきはまず旦那。

ところが旦那は「えー、まだまだ2年もあるじゃん」という反応。半年過ぎてもう一度言っても同じ反応だったので、これは当てにならない、当てにしたらいけないと思いました。

考えたら私がフルタイムになったからと言って、彼の生活は何一つ変わらないんですよね。今までもこれからも、子供が病気になった、やれ学校の行事がと言っても「今日は大事な仕事で休めない」この一言で彼の場合は片付く。最後の砦は結局母である私なわけです。

何処かの記事で読んだのですが、毎日を野球の球拾いに例えると、何本も何本も球が飛んでくる中、自分の捕れる球だけ撮るのが父親で、その後ろですべての球を捕りにいかないといけないのが母親だと。そう、我々母親は球を取りこぼしても誰も後ろでフォローしてくれる人がいないんですよね。辛い。

まあそんなこんなで、フルタイム復帰を前に時間的なやりくりや家事のやりくりについてはもちろんですが、『自分はなぜ働くのか』ということから見つめなおす必要があるなと感じました。

お気楽会社員だった以前の私

今でこそこんな風に色々な実用書を読んだり、スキルアップに努めている私ですが、子供を持つまではキャリアやスキルなどについて考えたこともないような、お気楽会社員でした。

超就職氷河期にうまいことひょっこり入社できたことで安堵し、これで一生安泰と思って特に努力をすることもなく、とりあえず会社に行ってそれなりに楽しく仕事をして、お金をもらえれば良しと思っていたのです。

出世なんて考えたことなかったし、自分は多分ずっと補助的な仕事をして適当なところで退職するんだと思っていました。

私の勤め先はいわゆる、「一般職」と「総合職」の区別はありません。

でも明確に「四大卒」と「それ以外(短卒・高卒)」でキャリアパスが違います。(私は短大卒です)入社直後の研修から、「四大卒」と「それ以外」は別メニューでしたし、配置先や異動の速度も明らかに違います。当時はそれが当たり前だと思っていたし、特に自分のキャリア展望について悲観的になることもありませんでした。

出産後の変化

ところが。

9年前、子供を出産したことで潮目が変わりました。

それまで短大卒ながらも、それなりに責任のある仕事を任され始めていた私ですが、短時間勤務で復職したところ回ってきたのは他の社員の補助・・・というより雑用の寄せ集めのような仕事でした。雑用がくだらないとは決して思いません。雑用の先に、成長のステップアップがあるかどうかが問題だと思っています。

しかし、当時の課の上司は「17:30以降どれだけ残って仕事をしたか」で評価をする古いタイプの上司でした。私がどんなに一生懸命仕事を効率的に片づけても、また余力があることを伝えても他の仕事には挑戦させてもらえないどころか、係の会議に呼ばれることすらなく、スキルアップの研修に行かせてもらえることもありませんでした。

こうして、私はマミートラックにはまってしまったのです。

↓その2へ続く

マミートラックにはまったワーママ キャリア観の棚卸しの必要性〜自分にとって働くって何?(2)前回までのお話はこちら↓ https://studywizme.com/entry/mamitora1/ キャリアのくぼみから強...

 

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