キャリア

ブックレビュー:転職の思考法 / 北野 唯我

 

読んでよかった度 4/5 
手元に置きたい度 3/5 
分かりやすい度  4/5 
読了にかかる時間 3/5 

 

こんにちは、missyです。

突然ですが、皆さんは「転職」を考えたことはありますか?

 

私は、実はありません。

幸いある程度安定した会社で、制度に恵まれて短時間勤務であるにもかかわらず、高くはないもののある程度の収入を得ることができており、おそらく恵まれているほうだと思っています。(仕事が楽しいか、やりがいがあるかどうかは横に置いておいて)

恐らく転職を志しても、ママ業と並行している以上、今よりも待遇が良くなったり、給料が上がったり、精神的に満たされるような職はないとわかっているので、転職を考えたことがほとんどありません。

現状に満足しているかと聞かれれば、満足はしていないんだけれど、多分これ以上は望めないだろうとある程度のところで折り合いをつけているとでも言いましょうか…

 

しかしながら会社の分野がこれからぐいぐい成長するようなものではないので、このまま定年までしがみつくのか?と聞かれると、迷いがないといえばウソになると思います。

 

で、ベストセラーになっているこちらの本「転職の思考法」を手に取りました。

 

この本は、具体的に転職を考える人も、そうでない人も、自分のキャリアを考える上で参考になる本だと思います。

 

傾きかけた会社で、転職をぼんやりと考える営業職の男性を主人公に、彼とたまたま出会った”転職コンサルタント”が転職について説明をする、物語形式で話が進みます。

少し前から物語形式のビジネス書、増えていますね。読者の心理的ハードルを下げるためなんだろうなと思いつつも、いいことを言っていても物語の背景に流れるストーリーや感情を追ってしまうので、個人的にはビジネス書の物語形式はあまり好まないのですが、普段本を読まない読者のハートをつかむための戦略なんだろうな。。。

 

転職を考えるときには、様々な問題にぶつかりますよね。

本当に転職したほうがいいのか、今の職場にとどまるべきなんじゃないだろうか、とか、
どんな基準で新しい仕事や会社を選んだらよいのか、はたまた自分の強みはいったい何なのか。転職エージェントを使ったほうがいいのか、自分の力で探すべきなのか。
転職で失敗しないためにはどうしたらよいのか。

それら、転職を考えたときに陥りがちな疑問点にロジカルな説明をしつつ、転職=悪と考えがちな日本の世の中について、もっと転職が広がってほしいという著者の思いが伝わってくる内容でした。

 

中でも一番心に残ったのが、人間には「何をするか」に重きを置くto do型の人間と、「どんな人でありたいか、どんな状態でありたいか」に重きを置くbeing型の人間がいて、99%の人間はbeing型だということ。

そして、世の中の成功哲学は1%のto do型の人間が書いたもので、being型の人間はそれを読んで「心からやりたいこと」という幻想を求めてさまよう羽目になるとのこと。

 

missy
missy
心当たりがありすぎる。私も思いっきり、being型の人間です

 

本の中には99%のbeing型の人間が、自分のやりたいことを見つける方法について書かれてあり、その部分は非常に参考になりました。

 

たとえ転職を考えていなくても、自分の仕事のキャリアを考える上で、読んでいて損のない一冊だと思います。色んなワーママさんに読んでほしいと思いました。

 

↓同じ著者の新刊本も、評判がいいみたいで気になる。

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