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悩める40代会社員女性のための1冊 / 45歳からの「やりたくないこと」をやめる勇気

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こんにちは。
ブログで、英語の勉強にまつわることをよくお話していますが、そもそも私が「英語の勉強をやりなおそう」と思ったのは、産後マミートラックにはまって悶々としていたことがきっかけの一つでした。

特に具体的な目的があるわけではなく、自分が得意なことを延ばせたら…そんな漠然とした思いで始めたやり直し英語も、今年で7年目。この勉強のお陰で、英語を使う仕事に就くことができ、忙しいながらもそれなりに充実した会社員生活をしています。

こう書くと順風満帆に見えるかもしれませんが、相変わらず今でも色々悩みを抱えながら毎日過ごしています。40代になり、会社員生活も20年を超え(途中3年ほど育児休職をしていますが)、会社の中での視界も広がり、一方で自分の限界もおのずと分かってくるようになりました。

会社の中で出世したいという欲はあまりない私ですが、これからの給料のこと、自分のスキルが会社の外で役に立つのか、このまま会社員としてぶら下がっているだけでいいのか、定年後の姿…色々悩みは尽きません。

そんな時にふと出会った、私のモヤモヤした気持ちをすっきり整理してくれた一冊を、今日は紹介したいと思います。

 

昼スナックとは文字通り昼営業のスナックのこと。
紫乃ママは元リクルートの会社員ですが、今はスナック「ひきだし」で悩める40代~の相談にのる、キャリア支援のプロです。

この本は、そんな「スナックひきだし」を誌上に再現。
ミドル世代のモヤモヤにズバリ回答、「もうひと花の咲かせ方」を指南するという内容です。

40代が陥りがちな悩みを持った”お客さん”が紫乃ママのお店にやってきては、紫乃ママがアドバイスをしていくという形で進んでいくのですが、会話形式で進むので分かりやすく、サクサク読めるので普段自己啓発本は読みなれないという人にも読みやすいと思います。

本の後半には、人生後半のサードプレイスの作り方を指南した“人生逆転ワークシート”がついています。このワークシートが、今まで色々な自己啓発本とは一線を画した具体的な中身で、非常に納得がいきました。

簡単に紹介すると、会社と家庭とは別の第三の居場所(サードプレイス)を持つことの重要性は色々な本で触れられていますが、よくある自己啓発本に書かれているのは「趣味」に紐づいた場所が良いというようなざっくりとした表現がされています。

紫乃ママはこの居場所について、分かりやすく3つに分解しています。

  1. 与えられた役割を果たす場所(本業の勤務先。定期収入を得るライスワークの場)
  2. 興味があることをやる場(すぐにお金にならなくても、自分が学びたいことや得意なことを生かせそうな場。ライフワークの場)
  3. 好きなことをやる場(お金にならなくてもいい、好きなこと、好きな人で集まる場。ライクワークの場)

この3つの場は「ありがとう」を基準にして考えるともっと分かりやすくなります。即ち、

  1. 「ありがとう」を言ってもらえる場面が少ない場(なぜなら「ありがとうはお金・給与で還元されるから)
  2. 「ありがとう」を言葉としてもらうことが多くなる場
  3. 「ありがとう」を言うことが多くなる場(「教えてくれてありがとう」など)

これを読んだとき、それまでボヤっとしていた自分の3つの居場所像が、私の中で随分ンクリアになりました。

やりがいとか、やりたいこととか、色々考えすぎて頭がわーっとなっていた私ですが、読んでみてすごくすっきりとした気持ちになったので、同じような年代・境遇の方に是非読んでいただけたらなと思います。

ちなみに2022年3月17日まで、Kindle版が半額の770円になっています。
気になる方はお早めにどうぞ!

 

 

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