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単語帳苦手な人のための、英検1級単語の覚え方

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こんにちは。

今日はどうにも単語帳で単語を覚えるのが苦手だ!という人向けに、同じく単語帳嫌いの私が英検1級単語を覚えるのにどんなことをしたか、というのをお伝えしたいと思います。

私はそもそも学生時代に、英語の単語帳というものを使ったことがなく、大人になってやり直し英語を始める段になって、初めて単語帳を使うようになりました。

受験でも資格試験でも、まずはとりあえず単語帳を買って覚えるところから始めるのがセオリーといった感じですが、私にはそもそも単語帳で単語を覚えるという経験がなかったので、TOEICの金フレの時も英検準一級のパス単も、分厚い単語帳相手に試行錯誤の連続でした。

なかでも英検1級の単語は、そのTOEICや準一級の単語帳とはレベルが段違い。私も最初、知らない単語に印をつけていったら、8割知らない、見たこともない単語でした。これを一つ一つ覚えるのって本当に気が遠くなったのをよく覚えています。

所謂ベーシックな単語帳の覚え方

「単語帳をまわす」ってよく聞きますよね。
やり方は色々あるようですが、単語帳を何順もすることで覚えていく方法のことで、おそらくこれが一番ベーシックな「単語帳を使った単語の覚え方」だと思います。

しかし、私はこの「まわす」のがとても苦手で。1つの単語についてふと疑問に思ったり、そういえばどっかでこの単語見たな…なんて考えているとなかなか進まない。発音も気になるし、どういう文脈で使われるのか例文見たり…そんなペースやっていたらホントに、全然終わらないんです。1日に1・2ページ眺めて終わる感じで、試験前に1周できたかできてないかで終わってしまうんですけど…みんなすごいと思っていました。

色んな勉強垢の方々のやり方を見て真似しましたが、どうにもこの「まわす」方法は続かないし覚えられませんでした。

(もちろん、単語帳を何度も回すやり方でガンガン覚えられる人は、そのやり方で突き進んでくださいね!私の場合はどうにも、そのやり方では覚えられない&続かなかったというだけです)

missy
missy
My パス単

単語帳の辞書化で覚える

兎に角単語帳が苦手すぎて、どうやっても羅列されている単語を覚えることができないので、本当に英検1級の単語には難儀しました。どうにかこんな私でも単語を覚える方法はないのか。試行錯誤の結果、このやり方でやれば、語帳に掲載されている単語+過去問や問題集でよく出てくる単語を覚えることができる、という方法を見つけました。

それは、単語帳の索引を使って、単語帳を辞書化していく方法です。

そう、私は単語帳を最初のページがから始めるのではなく、後ろの索引から使う方法で単語を覚えました。

単語帳の索引って皆さん使っていますか?
私の単語帳の使い方は、索引がメインといっても過言ではないです。索引使いすぎて、そこだけ紙がめくりすぎて紙がペリペリになっています。

一方で実際の単語が載っているページは、書き込みはしているものの、めくる頻度は低かったのできれいなままのページも結構あります。

次項で具体的にどういう手順で覚えていくかを解説したいと思います。

STEP1. 知らない単語を単語帳で調べる

過去問や問題集をやるとき、必ず知らない単語に出会うと思います。その時に最初に辞書を引くのではなく、単語帳の索引で調べてみてください。

きっと載っている単語もあれば載っていない単語もあります。

載っている物は、索引のチェックボックスにレ点を打って、該当するページを見ます。
載っていなくて、よく見かけるな、覚えたいなと思うものは索引の余白に書き込みましょう。

次に、索引から調べたその単語の意味等が載っているページに移ります。
自分が過去問や問題集で見た意味は該当ページに載っていますか?

意外と載っていないことが多かったりします(これホント)

単語帳は1~3個程度の完結な意味が載っているだけなので、すべての意味を網羅していないことが多いです。文中で見た意味が単語帳に載っていなかったら、単語帳に書き込みましょう。

ついでにどんな文の中で使われていたか、例文に転記するのもいいです。とにかく単語帳には書き込むこと。汚れることは恐れない!沢山書き込んで、世界に一つだけの自分だけの1冊を作りましょう。

missy
missy
私のパス単の各語彙のページはこんな感じで書き込みしています。

Step2. 辞書を引く

単語帳でチェックがおわったら、必ず辞書を引きます。

めんどくさくても必ず辞書をあたりましょう。
単語帳にない文例や文法上の注意点等を知ることができます。辞書は電子辞書でも、紙の辞書でもインターネットの辞書でも何でもいいですが、ネット上の辞書は気が付くと別のことに意識が言ってネットサーフィンを始めたりしてしまうので、その点は気を付けてくださいね。

多分、英検1級対策をしている間に何度も同じ単語を辞書で引くことになると思います。
それがこの覚え方のミソ。
単語帳を回す方法も、こうやって索引から検索する方法も、プロセスは違えど、何度も何度も繰り返し同じ語彙と遭遇することで覚えていくことに変わりはありません。

むしろこうやって索引から単語帳、そして辞書、と手順を踏んて行く方が、文脈を通して語彙に出会い、調べるために手を動かしているので覚えやすいと思います。

missy
missy
語彙問題だけでなく、長文読解に出てくる単語もすべてパス単をあたって辞書をあたる、この方法でやることをお勧めします

英検1級 語彙問題攻略のポイント

英検1級の最初の問題は、語彙問題です。
私は語彙問題が苦手で、過去問やパス単語彙問題集をひたすらやっていて気が付いたんですが、どんなに対策をしてもマニアックすぎてとけない問題が、必ず2~3問混じってます。

そして同じように、よく出るのにパス単に載っていない、あるいはこんなの過去問で見たことないぞ、というような単語も結構あります。(もしかしたら、英検準一級レベルの単語で、準一級のパス単の方に収録されているのかも?)

レア語彙はすっぱり諦めましょう。
一次試験突破に向けて必要なのは、確実に知っておかないといけない基礎語彙を確実に取ること。そのためにも過去問をベースに取り組むことが大事だと思います。

このやり方で私は、本番の英検でも、大問1のうち21/25問正解しました。

単語帳まわして覚えるの無理!という方、良かったら参考にしてみてくださいね。

 

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