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ブックレビュー 英語が話せるようになりたければ、今すぐオンライン英会話をやりなさい/安河内 哲也

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こんにちは。
この春、オンライン英会話を始めてみたい、始めてみようかなと思っている方、そして効果的なオンライン英会話の使い方について悩んでいる方にピッタリの本を最近読みましたのでご紹介したいと思います。

読んでよかった度 5/5 
手元に置きたい度 4/5 
分かりやすい度  4/5 
読了にかかる時間 2/5 

この本は、NHKテキスト「もっと伝わる!即レス英会話」で連載された内容が元になっています。著者の安河内哲也さんは自称「オンライン英会話アンバサダー(大使)」、オンライン英会話とスピーキングテストの普及のために活動をされている、東進ビジネススクール・ハイスクールの英語科講師です。

有名な方のようですが、私は実はこの本を手に取るまで存じ上げず…つまり先入観なしでこの本を手に取りました。

この本は新書サイズの小さな本なのですが、読み始めた瞬間に著者のオンライン英会話に対する熱に圧倒されます。すでに英語が流ちょうに話せるにもかかわらず、「オンライン英会話」の大ファンとして、毎日レッスンを本当に楽しんで受けていらっしゃる様子が、文章から伝わってきます。

 

missy
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安河内先生がとにかくオンライン英会話を楽しんでいるのが伝わってくるので、めちゃくちゃ、モチベーションが上がりますよ!

 

本の中では、オンライン英会話を始めるにあたって、各社オンライン英会話サービスの紹介と、オンライン英会話の限られた時間を使って、安河内先生自信がどんな風に英語学習を楽しんでいるのか、そして学習者が陥りがちな疑問、例えばネイティブのレッスンを受けるべきなのか、それともノンネイティブがいいのか、またどんな教材を選んだらよいのかといった質問にも回答されています。

また、スピーキングテストについても詳しく説明がありました。私はこの本を読んで、英検1級を取ったら次のステップとしてスピーキングテストにも挑戦したいと思うようになりました。

ある程度話せるようになってから(要はインプットがきちんとできて、会話にも耐えられる)と思ってからじゃないと、オンライン英会話をしない、やらないというマインドの方が、日本人には多いように思います。私もそうでした。

しかし、そうやって参考書の向き合っていても、いつまでたっても話せるようにはならない。文法ばかりを勉強し続けていても、スピーキングの訓練をしなければ、話せるようにはならない。完璧を求めず間違いながら修正し続けることが大切で、オンライン英会話は間違えるための場所なのだと、安河内先生は本書で主張しています。

間違うのが先、直すのは後。間違いを修正しながら学ぶ。この姿勢を身に着けることが大切です。日本人は間違える場所を設けずにインプットばかりしがち。完璧をもとめてひたすら知識をためるだけ。

でも完璧な英語なんて存在しないんです!使ってみて通じないと間違いに気づく。そこではたと「じゃあ、どうしたら通じるのかな」と考えて、正解を見つける。次の場で使ってみる。英語学習は一生この繰り返しです。

『英語がはなせるようになりたければ、今すぐオンライン英会話をやりなさい』安河内哲也著より

PDCAサイクル”に例えると、日本人はPばかりやっていてDに行くまでにとてつもなく長い時間をかけている。ずーっと”PPPPPPPPPP・・・・”という計画だけのサイクルから抜け出すには、オンライン英会話を取り入れるのが肝要ということです。

英語学習には”見切り発車”が欠かせないという言葉は、なるほどなと思わされました。

 

すでにオンライン英会話をされている方には、随所にちりばめられている、オンライン英会話を盛り上げるためのフレーズのヒントがとても参考になると思います。早速私も、自分のレッスン時に使ってみたところ、思いがけず会話が弾みました。オンライン英会話は1対1なので、ほかの人がどうやってレッスン時間を活用しているのかを知ることは、レッスンクォリティを上げるのにとても役立つと思います。

オンライン英会話でレッスンの主導権を握るためのコツが、この本には書かれているので、これからオンライン英会話を始めようという人も、すでに始めているという人にも手に取ってほしいです。

 

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