先日、初めてTOEIC Speaking & Writingを受験してきました。今日はその受験記録を記事にしたいと思います。
TOEIC L&Rに比べて情報量が少ないTOEIC S&Wですが、私の経験がこれから受験を考えられている方のお役に立てば幸いです。
*ここに記載する内容は、あくまで私が受験した時点(2023年5月)での情報ですので、これから受験される方は公式HPに掲載される内容を確認していただくようお願いいたします。
申し込みや費用、会場選択について
申し込みについては、1か月ほど前に公式HPから行いました。受験したいと思っていたのはSpeaking Testでしたが、折角ならWritingも受けてみようということで、S&W同時受験で申し込んでいます。
S&W同時受験だと 費用は10,450円(税込)
Sだけだと、6,930円(税込)で受験可能です。
TOEIC L&Rや英検などと違って、受験後会場が案内される形式ではなく、申し込み時点でどの会場で受験するかを選ぶことができます。そんなに大きな会場ではないからから、結構すぐに予約枠がいっぱいになるので、ここで受けたいという希望があるようでしたら、早めに申し込みをされたほうがいいかと思います。
また申し込み期限が過ぎた後、まだ枠が開いている会場については追加募集があります。追加募集枠で申し込むと、受験料が上記値段より2,000円ほど高くなるので、すでにこの月に受検したい、という希望がある方は早めに公式HPをチェックして申し込みをされることをおすすめします。
申し込み後、特に受験票などは送られてきません。申し込み時に受け取ったメールが受験の控えになるので誤って削除しないように気を付けてくださいね。
受験当日
私は日曜日の午後受験枠で申し込みをしました。
13:45~14:00までに会場で受付をしなければ受験できないという案内がメールにあったので、13:45ピッタリに会場に到着するようにしたところ、受付番号11番で案内されました。
私の後に来られた方は、前の方の受験が終るまで廊下で待機されていたので、できるだけ受付時間開始時刻に間に合うように会場入りされることをおすすめします。
その後、名前等の個人情報と受験への同意書を聞い入試、本人確認書類(写真入りの公的証明書等)のチェック、顔写真の撮影、携帯電話を完全にOFFにし腕時計と手荷物と共にロッカーにしまいます。試験中メモを取るボールペンは会場で貸与されます。
案内された試験会場に入ると、15畳ほどの会議室に一人一人のパソコンとヘッドセットがおかれたブースが8個くらい並んでいて、私より先に入室された方はすでにパソコンに向かって話していました。(テストは入室順で始めるようになっているようです)
いざ、テスト開始
受験前は噂で「隣の人の音声がうるさくて気になった」という話を聞いていましたが、発話のタイミングが隣の人とは異なるので、私はそこまで気になりませんでした。
簡単な音声チェックをした後、いよいよ受験開始。スピーキングテストから始まり、終わったらライティングテストに自動的に移ります。
指示はすべて英語でPC画面に表示されます。これが…結構読みづらい(汗)
フォントが妙に幅広い?全角?なので、日ごろ半角英語を見慣れている私にとっては、読みづらかったです。適当なところで改行してくれたらいいのに、画面の端から端まで指示文が書いてあるので、左から右へ頭を動かして読む感じになります。
タイマーが表示されているのですが、お好みでタイマー表示は消すこともできます。私は発話分量のコントロールがタイマーなしではできないので、終始ONで受験しました。
設問は、事前に『TOEIC S&Wテスト総合対策(改訂版)』で読んでいた通り、音読問題・写真描写問題・応答問題・提示された情報に基づく応答問題・意見を述べる問題、の順で進んでいきます。
それが終ると、今度はWritingパートへ。写真描写・Eメール作成・意見を記述する問題、という順で進みます。Writingは備え付けのキーボードで行います。普段からデスクトップのパソコンになれている方は、違和感なく取り組めると思います。
受験後の感想
初受験してみて感じたのは、やはりTOEIC S&Wは考える時間が特に少ないので、パッと見てパッと答えられることが非常に重要だと感じました。特に意見を述べる問題は、45秒しか与えられない中で、論理的な構成で60秒話し続けることが求められるので、なかなかハードです。付け焼刃の対策ではあまり役に立たないので、「真剣に英会話力を上げる努力」が欠かせないなと思いました。
1か月間土日のみの隙間時間勉強での受験でしたが、割とできたなという所もあれば、失敗したな~と思うところもあり、手ごたえという手ごたえはあまりないというのが正直なところ(苦笑)結果は約1か月後、良い報告ができたらいいなと思っています。
どんな試験対策をしたかはまた、別の記事でご紹介したいと思います。