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ブックレビュー:ハーバード・ジュリアードを主席卒業した私の『超・独学術』/廣津留 すみれ

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ハーバード・ジュリアードを主席卒業した私の『超・独学術』/廣津留 すみれ 著

読んでよかった度  ★★★★☆
手元に置きたい度  ★★★☆☆
分かりやすい度   ★★★★★
読了にかかる時間  ★★☆☆☆

こんにちは、みっしーです。
私は読書が大好きです。
時間を見つけてはこまめに書店に足を運び、鞄には常に本かKindle paper whiteが入っています。

最近は勉強と家事・育児・仕事の隙間に読む位しかできないのですが、多い時で毎月5冊程度読んでいます。

多分購入している本の数はもっと多くて、だから積読本がたまる一方・・・。コンマリさんが私の本棚を見たら、呆れてしまうんじゃないかな(笑)

ブログでは私が読んだ本を少しずつ紹介出来たらと思っています。よろしければお付き合いくださいませ。

私の本の評価基準について

このブログでは、私の独断と偏見で以下の4つの項目について、5段階評価で記録しています。

  • 読んでよかった度・・・これは読んで字のごとく『読んでよかったな』と思う本かどうかを評価しています。
  • 手元に置きたい度・・・何度も読みたい本かどうか、あるいは人に貸してあげないような本かどうかを評価しています。
  • 分かりやすい度 ・・・読んで字のごとく、書いてある内容が分かりやすいかどうか。私は特定の分野の専門家などではないので、知識のない一般人が読んで分かりやすいかどうかを基準にしているとお考え下さい。
  • 読了にかかる時間・・・本を読むのにかかるおおよその目安。私は読書暦が長いので読むのは早いほうですが、ページ数や内容の理解のしやすさなどを考慮して評価しています。

隙間時間で勉強を重ねるメソッドについて解説

前半1/4は、何故ハーバードを受験することになったのかなど、著者の来歴などについて書かれています。

ハーバードとジュリアード音楽院を主席で卒業されている著者、ご自身のことを天才ではなく「普通」と形容されているのですが、そこは「いや、いや、いや」と突っ込みながら読み進めました。

この時点では、私のような大人には、少し合わないかなと思っていました。

しかしこの本、面白くなるのは1/4過ぎてからです。

非常に忙しい学生生活の合間を縫って、著者がどのように勉強時間を確保したのか、具体的なメソッドやその考え方を述べられています。

この隙間時間での勉強方法は、大人になって、仕事や家事育児の傍ら勉強されている私みたいな人にも、取り入れられる方法ですので参考になりました。

また英語についても触れられており、インターネット本気の調べ物をするなら英語で検索するとよい理由など、なるほどなと頷けました。

学生さんや成長し続けたいと考える大人にオススメ

この本は、進路を考える時期の学生さんや、大人になって勉強を始めた方にオススメします。

私自身は中学受験で私立に進み、エスカレーター式で短大まで進学した口なのですが、学生のときにこのような本を読んでいたら、考え方もその後の人生も変わっていたかなと思います。

では大人には全く意味の無い本なのかというと、そうではありません。

時間を作り出すコツや、一生成長し続けるために学ぶことの大切さなど、押し付けがましくない等身大の著者の言葉を読んでいるうちに、ポジティブに『頑張ろう』という気持ちが沸いてきました。

著者が『天才』なのか『天才ではない』のか、その線引きは正直難しいなと思いますが、非常に効率的に努力を重ねられた方であることは間違いないです。

同じように努力をしたところで彼女を超えられる人は早々いないと思いますが 、一つの経験談、一つの目標から、可能性の具体的な背中を見せてくれた一冊だと思います

私にも娘がいるので、彼女が読んで理解できる年になったら、勧めたい本の一つです。

著者のお母さんも本を多数出版されています

廣津留すみれさんのお母さんの、廣津留 真理さんも、すみれさんを育てられた育児方法を色々な本で紹介されています。その育児教育方法は『ひろつるメソッド』として、様々な講演会でもご活躍されているそうです。

機会があれば、真理さんの著書も読んでみたいと思います。

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