読書レビュー:英語日記BOY /新井 リオ
読んでよかった度
手元に置きたい度
分かりやすい度
読了にかかる時間
今日は最近一読した、英語に関するエッセイ本についてご紹介したいと思います。
私は存じ上げなかったのですが、「英語日記勉強法」をブログで紹介されている方とのこと。今日はこの本について私の感想などを交えつつご紹介したいと思います。
著者 新井リオさんとはどんな人?
著者はミュージシャンからカナダでデザイナーになった方。
デジタルネイティブ世代の新しい働き方を体現されているような方です。
独学で英語を身につけるために、英語で日記をつけ始めることから始め、「カナダでデザイナーになる」と決めて単身カナダに飛び、最終的に英語×デザインでグローバルに活躍するデザイナーとしての地位を得た方です。
新井リオさんが英語日記について書かれているブログはこちら
とりあえず海外に飛び込んでいくところとかは、若さが有ればこその行動力ですね。まぶしい(^^)
著者は大学などに通うために海外に行ったのではなく、デザイナーになるために一人カナダに行かれました。大体海外に勉強に行くといえば”留学”を思いつきますが、このあたりが他の海外留学者とは著者が異色な点だと思います。若くしてそれだけ『何をするか』『何をしたいのか』が明確だったということですね。この『目的志向』も素晴らしいなと感じます。
日本国内で英会話力を身に着けた方法
私がなぜこの本を手に取ったかというと、著者がカナダに飛ぶ前、どうやって日本で海外でも通用する英語力を身に着けたのかというとことが気になったからです。
著者が日本にいながら英語を身につけられたのは、
- 英語日記
- オンライン英会話
この2つがあったからだそうです。
英会話力を英語日記で身につけることができるのか?と思って、興味を持ちました。
日記というのは自分がその日にやったこと、感じたことを書きますよね。著者はその自分がやったこと、感じたことを英語でどう表すかをオンライン英会話を使って学び、一つ一つ覚えてストックしていったそうです。
自分の言いたいことの“例文”を覚えてストックしていくという方法は、参考書に載っているような”自分とは全く関係のない例文”を暗唱するより、確かによっぽど使う場面が多いし有効だと感じました。
読了して感じたこと
私もオンライン英会話を始めて5か月がたちましたが、オンライン英会話の教材だけでレッスンを終わらせるのはもったいないなと、思うようになっている時期にこの本を手に取りました。
オンライン英会話の教材以外でどのように活用していったらいいのか、同じオンライン英会話を受けている生徒間でつながりがあるわけではないので、なかなか情報交換できないので、「こんな風にオンライン英会話を活用しました」という事例を知れたのは大きかったと思います。
私が人生の参考にするには著者は若すぎるので、自分が有効に利用できそうなのはオンライン英会話や英語日記のメソッドの部分だけですが、一読してよかったなと思いました。
オンライン英会話をお勧めする著書やブログは色々ありますが、具体的な使い方を言及されている点において、本書は参考になると思います。
ご興味のある方は書店でチェックしてみてくださいね。