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予習と復習、どっちが大事? オンラインレッスンのノートづくり

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仕事をしながら勉強をしていると、どうしても毎日の勉強時間が不足しがち。
オンライン英会話に登録したものの、辛うじてレッスンの時間は取れても予習や復習がおろそかになる…社会人で勉強されている方あるあるだと思います。

 

予習と復習、どちらかしかできない場合、どちらをするべきか。

私は断然、復習だと思います。

 

人間、学んだことを定着させるには、何度も”覚えたい情報”にアクセスする必要があります。いったん覚えた言葉は短期記憶の中に格納され、何度も引き出しを開けてその言葉を取り出すことで、長期記憶へと変化していきます。

1回のレッスンで学んだことも、時間が経てば忘れてしまうもの。忘れることは仕方がないので、レッスン中はメモをしまくること、そしてメモはレッスンの後記憶があるうちに、レッスンノートとしてまとめることをいつもルーティンとしています。

下の写真はある日の私のレッスンノートです。(汚い字ですみません)レッスン中は、ルーズリーフに講師の先生の言うことを走り書きし、レッスン後に先生が残してくれたセンテンス類をノートの下に、更に自分の取ったメモに補記を加えていく形で、自分だけのレッスンノートを作っています。大体片面1ページに1レッスン分という形でノートを作っていますが、沢山学んだ日は両面になることも。

レッスン中新しく出会った言葉は、辞書で引いて使えそうな例文を書き写したり、自分で文章を作ってみたりすることで、どんな文脈で使うのかを勉強します。
ノートの色分けはあまりしないタイプなのですが、レッスン中の走り書きはシャーペンで、先生が残してくれたメモはフリクションペンで書き、覚えたい項目は蛍光ペンでマーク…といった感じです。あまり綺麗に書くことには時間を掛けません。

 

作ったノートは1回復習して終わりではなく、都度振り返ります。
曖昧な記憶を掘り起こし、いつでもフレーズが口から出るように準備する…このプロセスは予習よりもはるかに大切だと思います。(決して予習をしなくてもいいということではありません。)

 

次に予習について。

予習はレッスン中に会話の中で使う道具(フレーズや語彙、話題)を準備する作業だと思っています。レッスン中の会話を充実させたいのなら、しっかりとした予習は欠かせないと思います。

私の場合はよくDMM英会話のデイリーニュースという教材を使ってレッスンをするのですが、遅くともレッスンの30分前には使用する教材を決めて予習を始めます。

予習の中身ですが、まずは教材の中の不明な点をピックアップ、音読、そして余裕があれば関連する記事を探すなど会話の種を探す、聞いてみたい質問を準備し、使ってみたいフレーズを準備する…といったことをしています。これをすると、レッスンの充実度が段違いです。

個人的には、自然な会話を上達させたい場合は、デイリーニュースの下にあるディスカッションのための質問リストに対して、ガチガチの回答を用意しないほうがいいと思います。会話は生き物。

会話の流れによっては、先生も時にはQリストにない物を質問に混ぜてきたり、変化球を投げてくることもあります。普段の会話も、予想したQが来るとは限りませんよね。そういう時に自然体で返すためには、一言一句読み上げるようなAを用意しすぎないほうが、トレーニングになると感じています。

大体自分の意見はこんな感じかな、程度で用意して置き、会話の流れに合わせて「主語」を変化させられる尤度を持っておくと、頭の中で瞬時に返答を組み立てる練習になります。

完璧な回答を用意するとそれに縛られてしまいます。あくまでもレッスンは会話の練習ととらえて準備しすぎないことも、時には大切です。

 

予習は3割、復習は7割…私はいつもそれくらいの気持ちでやっています。
良かったらやってみてくださいね。

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