2019年12月24日の読売新聞一面に、「紙で読書」能力高めとの見出しが出ていました。
今日はこの新聞記事を元に、読書好きな私が紙の本と電子書籍のメリット・デメリットについて少し書いてみようと思います。
紙で読書すると思考力が高まる?
記事によると読書をする際、スマートフォンやパソコンなどの電子書籍よりも紙の本を読む人の方が、何事にも進んで取り組む意欲や、多方面に考える能力が高くなりやすいという調査結果を国立青少年教育振興機構が発表したそうです。
読売新聞の記事によると、紙で読書する人は「いつも新しいことに挑戦している」など主体的行動力が高くなりやすいという結果が出たそうです。
確かに、同じ本を読んでいても紙の本は頭にインプットされる情報が”深い”というのを感じます。
私は紙の本を読むとき、ふせんを使用して気になったところをマークしているのですが、一通り読み終わった後に自分がふせんを張り付けたところを再度読み返したり、貼ってはがしたりを繰り返すその動作を通じて、文章が自分に取り込まれているのを感じます。
kindleでラインマーカー機能というものがあります。気になったところにマーカーを引いて、マーカーした部分だけ振り返ることができるのですが、紙版とちがってマーカーしても、なかなか振り返る作業、しません。とりあえずマーカーして満足して終わってしまうんですよね・・・
このあたりの”読書”と”動作”の結びつきが、知識や文章、情報の定着に影響しているんじゃないかと私は思っています。
紙の本と電子書籍の使い分け
私は読書が趣味です。
週に1度、隙間時間を見つけては書店をめぐるのが趣味です。
紙の本が一番好きですが、価格が高いのと保管に場所をとるので、最近は電子書籍も併用中。(もちろん買わずに借りる、図書館もこよなく愛しています)
できることなら紙本を沢山読みたいのですが、読書好きの書籍代は結構、ばかにならない。おまけに本は重いうえにかさばるので、保管場所にも一苦労。
その点電子書籍の良いところは
- かさばらず保管できる
- 本が劣化しない
- 端末(スマホもしくはkindleなど)に入れて何冊でも持ち歩ける
- kindle本は結構な頻度で値下げセールをする(プライム会員なら無料で読めるものも!)
(特に洋書は値引き率が思い切っているので、kindleは英語学習者の強い味方だと思います)
私は実用書などの”読み込む系”は紙本で、小説やエッセイなど”楽しむ系”の読書はkindleと使い分けています。
洋書については値段で紙の本にするか、電子書籍にするか選んでいます。
ペーパーバックは紙の感じがとても好きなんですが、持ち運ぶと表紙がすぐボロボロになったり黄ばんだりしてくるので、長期保管するものなどは電子書籍のほうがいいかもしれませんね。そう考えると日本の紙の技術ってすごい。
読書好きな皆さんはどんな風に媒体を選んでいるのでしょうか?目的や用途によって媒体を使い分けるのが、これからの読書術かもしれませんね。