こんにちは、missyです。
3月になって特に時間に追われる日々が続いています。新年度の準備と今年度の締めがいっぺんに来るこの時期は、なかなかハードです。なんとか、PTA役員だけは当たりませんように…と毎日祈ってます(T-T)
なんとか勉強時間は確保したいのですが、週末にやっているオンライン英会話の宿題だけでいっぱいいっぱい。やりたいことの前にやらなきゃいけないことが立ちふさがっていて、我慢の日々です。
気を取り直して、今日は純ジャパ&ワーママの私が隙間時間にした単語学習方法について、ご紹介したいと思います。
文法と単語は英語の背骨
英語の学習において、単語を覚えることは文法と並んで大変大切です。
英語の背骨は『文法』と『単語』といっても過言ではありません。
でもこの文法と単語がとてつもなくつまんないし、覚えられないんですよね。私も単語覚えるのはすごく苦手です(T-T)
ではどうやって単語を覚えるのが一番効率的に覚えられるのでしょうか?
人間の記憶に関する研究で有名なのは、エビングハウスの忘却曲線といわれるものです。
この研究によると人が何かを学んだ時、
1時間後には56%忘れる
1日後には67%忘れる
6日後には75%忘れる
31日後には79%忘れるという結果が出ています。
なんだか並べてみて悲しくなるくらい、人間は『忘れる生き物』(泣)だからこそ覚えておきたいことは繰り返し繰り返し、脳にインプットしていく必要があるということです。
ではどのように脳にインプットするのか。
書いて覚える
口に出して覚える
耳で聞いて覚える
単語の記憶方法は人によってそれぞれです。その人によってやりやすい、覚えやすい方法がありますが、できるだけ口も耳も手も使って覚えるのが一番定着率がいいと思っています。
私も今までいろんなやり方を試しました。どうしたらよいか、『効く』というやり方を片っ端から調べたこともあります。試行錯誤の中、自分にはこのやり方があっているという方法が、自然に確立されていきました。
この勉強法は、
●座学の時間がしっかりと確保できない
●隙間時間に単語を覚えたい
という方に特に有効だと思います。(私がそういう環境で勉強したので)
あくまでも私のやり方になりますが、よかったら参考にしてみてくださいね。
単語を耳から覚える方法
過去にブログでもご紹介ししましたが、私は通勤時間を単語学習の時間に充てました。理由は座学に充てられる時間がほとんどなく、立っての通勤時間しか単語の勉強に割くことが出来なかったからです。
そこで通勤時間をフルに使って、しっかりと単語を定着できる方法を模索しました。
それが、耳からの単語学習です。
ここからは、実際に私がやった単語学習法を順を追ってご説明します。
平日にやる単語学習
①まず用意するのは、音声付きの単語帳
まず、音声ファイルの付属した単語帳を1冊用意しましょう。
月曜から金曜日までキクタンならDay1、金フレなら見開き2ページを1日で学習していきます。そして忘れずに、前の日覚えたところを必ず次の日に復習することを忘れずに行ってください。
単語帳選びについては、良かったら過去記事も参考にしてください↓
②本を見ずに音声だけを聞きます
最初は単語帳を使いません。
音だけをひたすら聞きます。単語の発音から例文までひたすら音声のみ。
そうすると、音だけでは判断できない謎の単語に遭遇します。
『うわー、これどんな綴り?』
想像します。
でも分からない。新しい単語だから、分からなくてあたりまえです。
③2〜3回リピート再生して、ようやく単語帳を見る
2〜3回リピート再生した後、ようやく単語帳を開きます。
さっき聞いて分からなかった単語を確認します。
『ほー、こんな綴りだったのね。あ、形容詞なんだ。』
今度は単語帳を見ながら、再生します。
多分この時点でバラバラのパズルのピースのようだった音と意味と綴り、そしてその言葉の品詞(名詞、形容詞、副詞)が頭の中で一つの絵になるのが分かると思います。
ちょっとした、『アハ体験』ですね。
このアハ体験が、単語を覚える時のとっかかりになると私は考えています。
④シャドーイング
単語と音、綴り、品詞を理解したところで、テキストを見ながら音声と一緒に声に出します。
そのあと、単語の発音、意味、用法、例文、全てを耳から聞こえると同時にリピートしましょう。(シャドーイング)
最初はCDの音声と自分の声が重なって、聞こえづらいやりづらいと思いますが、やっているうちに慣れてきます。
通勤電車の中でするときは、声を出さずに口を動かしてくださいね(笑)
(声に出さずにシャドーイングすることを、マンブリングといいます。)
⑤例文の暗唱(できるときだけ)
シャドーイングが完璧に出来るようになったら、例文を暗記します。
読んでわかればいいという単語は、例文の暗唱まではする必要がないと思います。例えば英検1級の単語などは、「使えるようになる」ことが目的ではなく、「読んでわかる」ことが目的なので、正直見て意味が分かれば例文を暗記する必要はありません。
ただ、TOEICに出てくる単語は、今後英検準1級以上を受験される場合、ライティングでご自身で使いこなせるようになっておく必要があるので、できれば「このフレーズは使えそうだな」と思える例文はある程度暗唱まで済ませておくと、あとが楽になると思います。
休日にやる単語学習
平日、5日分が終わったら、土日に単語帳を見ながら月曜日から金曜日までの振り返りをします。
10秒で意味が答えられるかをチェックし、答えられなかったものに付箋をつけ再度、音声を聞きながらシャドーイング、暗唱を繰り返します。
TOEIC では単語をテスト用紙に書くことはありませんが、私は1週間学習した単語を紙に書くことも、週末に取り入れていました。私は昔から暗記するものについて何かと書いて覚えるタイプだったというのもありますが、長い目で見て、身につけた単語を使いこなそうと思うと、書けることも重要だと思ったからです。
TOEIC 試験対策用ならば、綴りはそこまで重要ではないかもしれませんが、TOEIC のその先、例えば仕事で英語を使えるようになりたいとか、英検準以上の受験を考えるのならやはり綴りが正確に書けることは、大切だと思います。
耳から単語学習法 まとめ
【平日やること】
- テキストを見ずに2~3回音声再生
- テキストを見て音声再生
- 音読
- シャドーイング
- 例文の暗唱(必要な部分だけ)
【休日やること】
- 平日5日間に学習したページの単語の意味が、10秒で答えられるかチェック
- 答えられなかったものは、シャドーイング、暗唱を繰り返す
- 余裕があるなら書いて覚える
今日は私のやったTOEIC 英単語学習法をご紹介いたしました。
私の勉強法が皆さんのお役に立てば嬉しく思います。