こんにちは、missyです。
コロナの影響で経済に様々なダメージが顕在化してきているなぁと思う今日この頃…希望していた英語を使う部署に異動したものの、暗雲が立ち込めてきています(汗)
やはりこういうリスクに備えるためにも、会社員一本じゃなくて何か”できること”を増やしたいなという思いが強まっています。
さて、私の近況はこれくらいにして、本日はインスタの方にいただいたご質問をご紹介したいと思います。
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インスタグラムでは毎日の勉強の様子やkindleのお買い得本情報などを、Twitterでは勉強とワーママライフについて、インスタよりもう少し自由に呟いています。
質問:仕事・家事・育児・勉強、相当無理しないと両立できないのでは?
それではまずいただいたご質問を紹介させていただきます。
(原文そのままではなく、抜粋・要約してあります)
社会人になって数年のOLです。結婚や育児を少し先の人生としてイメージするようになりました。しかし、仕事をしながら、子供を育てるとなると、相当無理をしなければならないのではないか、自分の時間を作るなんて夢のようなものなんじゃないか、自分のやりたいことを、仕事・家事・育児と両立できない社会に悲観的な気持ちになります。
インスタグラムの投稿を見て、missyさんが小さいお子さんを育てながら、仕事も英語の勉強もされていることに驚きつつ、どのようにされえいるのか、教えて欲しいです。
回答:子供も母も成長する
質問を読みながら、まず、私の20代のころとは大違いだ!と思いました。
私、本当に出産前にあんまり考えていなかった人なので、質問者さんの将来を憂える質問に最初、本当に感心してしまいました。と同時に、何とかして若い方の心配を解消したいと思いましたので、ブログで取り上げさせていただきました。
独身・子供がまだいないような若い世代の方からすると、ワーママってすごく大変で「スーパーウーマン」のように見えるんだと思います。私も20代のころ、先輩ワーママをみてそう思っていた覚えがありますね。
自分のこと面倒を見るだけで精一杯なのに、仕事も家族のこともしなくちゃいけないとなったら、とてもじゃないけれど回らない…。
でもそう思っていた私も、実家のサポートなしで子供を育て、仕事をしてきました。
子供がまだ乳飲み子だったころは、ほぼワンオペでした。
確かに、赤ちゃんを抱えているうちは、母親も子育てビギナーですし、新しい生活に慣れるのに必死で余裕なんてないです。毎日死に物狂い。
でもね、子供も母も…成長します!
最初は朝から晩まで目が離せない赤ちゃんも、1年、3年、5年とたつにつれて、一人でできることが増え、目を離しても大丈夫になります。そして同時に母も、ビギナーからどんどんグレードアップします。
兄弟がいる家庭で、下の子の方が手がかからなかった…というのは母の育児慣れによるものも大きいと私は思っています。
そして大きくなった子供は、はっきり言って旦那より役に立つ…と私は今思っています(笑)
世の中には色々「育児は大変」「母親業は辛い」という情報があふれています。
私もつらいと思いました。
でも若い貴方には、育児は最初はしんどいけれど、だんだん楽になる、ということは覚えておいてほしいと思います。
母親業と仕事・家事をやりくりするコツ
そのうえで、やりくりするコツをお伝えしたいと思います。
母親業と仕事、家事をやりくりするコツは2点だけ。
- 完璧を求めない
- 人や便利家電に頼る
掃除が行き届いていなくたって、お惣菜やレトルト使ったって、いいんです。
食洗器、洗濯乾燥機、お掃除ロボット…使えるものは何でも使いましょう。
外部に委託できるものは、積極的に任せる。
自分で抱え込まない。
これ、めちゃくちゃ大事。
そして、配偶者には育児も家事もさせましょう。
子供を任せて出かけるべき。仕事も育児も、任せることで手順を覚えて戦力になっていきます。
配偶者の育児が不安なら、最初は10~15分の散歩外出から初めて、徐々にの時間を延ばしていく行程を経て、配偶者のスキルも上がり、そして母の自分時間の確保にもつながります。
母になると身につくスキル
母親になると、失うものばかりが注目されがちですが、母になることで得られる2つの大きなスキルについてお話したいと思います。
女性は母になることで、必然的に身に着けられるものが2つあります。
1つは、時間の上手な使い方。
私の周りのワーママをみていても、皆さん一様に段取り力がすさまじいです。
こうしたらどうなる、これを先にしたら後々、時間の短縮につながる、こうしたほうが効果的…この段取り力は、赤ちゃんが生まれたとたんに、頭の中でものすごいスピードでやらなきゃいけないことを組み立てて準備するようになるので、必然的に身に付きます。
そしてもう一つは、行動力。
躊躇っている時間があるなら、人に聞く!行動する!
私自身も、出産前までは、例えばお店で試着をお願いしたり、店員さんに質問したり、もじもじしてしまって全然できない人でした。なんなら、店員さんと目が合うのもイヤ。
それが今では、分からないこと・疑問があったら即効、店員さん(プロ)を捕まえて聞くようになりました。だって、子育て中に躊躇っている余裕なんてないから。
この時間の使い方と行動力は、仕事でも十分に力を発揮します。
ワーママの労働生産性って、この2つのおかげでものすごく高いと、私は確信しています。
若い女性に伝えたいこと
共働きが新しいスタンダードになりつつある今、子育てをしながら働くお母さんが増えています。一方で、ワンオペ育児の辛さや、仕事で求められる男性と同じレベルでの就労時間・成果は、女性の重荷にもなっています。
でも、私にとっては、働くことで育児・家事から離れられる時間ができたことが嬉しかったです。職場にいる間は、保育園が子供を見てくれているという安心感のもと、子供のことを忘れて仕事をしたり、ランチをゆっくり食べられたり、子育てで家にこもっている間はできなかった、大人との会話(「〇〇でちゅね~」とか言わない普通の会話のこと)ができます。
もちろん,子供の成長もとても嬉しいことの一つです。
若い女性の皆さんには、20代のうちに沢山・思いっきり遊んでほしい。
子供ができたら、自由が利かないこともおおいし、子供中心の生活になるのは避けられないからこそ、「あの時もっと遊んでいたら」とか「海外旅行言っておけばよかったな」なんて後悔がないように、思いっきり自分のために時間を使ってほしいです。
そして、キャリアのことを考えるなら、若いうちに何か専門性を身に着けておくといいと思います。結婚や子育てで、不利にならないように、色々な仕事に挑戦したり、勉強したりしてキャリア資産を積み重ねておいて、産んだ後も安心して戻ってこれるようにしておくこと。これは戦略的にやっておくといいと思います。(私は全然考えていなかったので、今後悔しています)
このあたりのキャリア構築については、「転職の思考法」という本が役に立つと思います。
この本については、ブログ記事でも紹介していますので、よかったらご覧ください。
どうか、これから先ライフイベントを迎える予定の若い女性には、先のことを想像して憂うより、子を持つ頃に思いっきり遊んだな!と思える毎日を送ってほしい、そう思います。沢山遊んだ、そして仕事や勉強を思いっきりやった経験は、後々必ず生きてきます。
私の経験が、のちに続く若い女性の皆さんのお役に立てば幸いです。