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ブックレビュー:英語の辞書を使いこなす! 英語辞書マイスターへの道 / 関山 健治

英語辞書マイスターへの道 / 関山 健治

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こんにちは、missyです。
語学学習に欠かせない物…それが辞書。
皆さんはどんな基準で英語の辞書を選んでいますか?

私は恥ずかしながら今まで、学校で指定されていたから、見やすい気がするから、収録語彙が多いから…等、あまり辞書の違いに気を配らず選んできました。多分、同じような方がほとんどじゃないかなと思います。

今回読んだのはこの辞書選びについて、専門家の目線から解説した本です。

世の中にはどんな種類の辞書があって、どんな辞書があなたに合って、またどのような使い方をすれば一番役立てられるのかということを、実際に辞書を引くエクササイズを通して、分かりやすく非常に丁寧に説明してくれています。

これを読んだ後、辞書買う前に読みたかったよ!新しい辞書欲しくなっちゃうよ!という気分になること間違いなしの一冊ですので、中身をざっくりと紹介したいと思います。

英和辞書の種類について

まず英語の学習をするにあたって購入するのが、英和辞書。

英和辞書は学習英和辞典と一般英和辞典の2種類に分かれます。

私たち、英語学習者がまず手に取るのは『学習英和辞典』ですね。いわゆるジーニアスやウィズダムといった学生時代に手に取る辞書がそうです。英語を学習する人のために、文法の解説、用例の解説などが詳しく載っている辞書で、英語の文章を読む時にも、ライティングなど英語の文章を自分で書くときにも重宝します。

学習英和辞典の種類

学習英和辞典はさらに3つのレベルに大別されます。

  • 初級学習英和辞典
  • 中級学習英和辞典
  • 上級学習英和辞典

 

初級学習英和辞典は中学校で英語を習い始めるとき~中学3年生まで使う辞書です。中級学習英和辞典は、高校入学から大学受験、さらには社会人が日常的に読み書きする場面で使うレベルの辞書です。多くの電子辞書に入っている英和辞典は上級学習英和辞典といわれる物です。ウィズダム英和辞典や、ジーニアス英和辞典、オーレックス英和辞典などがこの上級学習英和辞典に当たります。

しかし、上級学習英和が3種類の中で一番優れているかというと、そう一概には言えないといいます。初級・中級英和辞典のほうが重要な文法事項などが丁寧に解説してあったり、平易な用例が多いので、英語を書いたり話したりする際は、役に立つそうです。

語数が多く、文法・語法の解説が詳しい辞書でないと英語力がつかないと考える方も少なくないようですが、必要な情報を見つけるのに時間がかかってしまう辞書はやはり、合っていないとうことです。

初級・中級・上級にとらわれずさっと引けて自分が理解できるレベルの解説がある辞書が、自分に合った辞書を見つけることが大切だと、辞書のエキスパートである著者は述べています。

missy
missy
ちなみに私が今使っている学習英和辞典は、ウィズダムです

一般英和辞書とはどんなもの?

学習英和辞典が英語学習者向けの解説が載っている辞書であるのに対し、一般英和辞典は解説を極力減らすことで収録語彙を増やしています。

学習英和辞書に載っておらず、一般英和辞典にのみ載っている語彙というのは、専門用語や固有名詞、非常に砕けた成句などになり、より専門的な文章の文意をとらえるのに必要となる辞書です。

紙の一般英和辞典はハードカバーの分厚い装丁になっており、学習英和辞典に比べると非常に高価です(だいたい1万円~2万円くらいします)。学習英和辞典に比べて、約3倍の語彙を収録しており、具体的には「リーダーズ英和辞典」「ランダムハウス英和大辞典」「研究社新英和大辞典」といったものになります。

missy
missy
私はiPhoneの物書堂辞書アプリ内で購入した、ランダムハウス英和大辞典を使っています。

一般英和辞典は基本的に「読む」こと、「受信」に特化した辞書ですので、学習英和辞書に載っていない語彙を調べたい場面が頻繁に出てきた時は、購入を検討するといいのではと思います。(ちなみに私が一般英和辞典を使うのはほとんど、洋書を読む時です。)

前述のように、紙の一般英和辞典は非常に高価で重いので、iPhoneアプリや電子辞書で利用するのがコストパフォーマンス&持ち運びにもいいと思います。

 

iPhoneで使えるオススメの辞書アプリについては、以下の記事も参考にしてください。

オフラインで使える超オススメの辞書アプリこんにちは、missyです。 皆さんは英語の勉強をする時に、どんな辞書を使っていますか? 私は紙の辞書とスマホの辞書アプリを活用...

 

紙の辞書と電子辞書、Web辞書、アプリ、結局どの辞書がいいの?

この本では紙の辞書だけではなく、電子辞書や辞書アプリの使い方にも詳しく触れられています。(むしろ著者は電子辞書推し?だと思います)

それぞれの媒体の良いところ・悪いところを挙げ、英語学習者が迷いがちな、紙の辞書がいいのかそれとも電子辞書がいいのかという定番の悩みに、著者が答えをくれています。

私としては、冊子辞書か電子辞書専用機のいずれかをメインの辞書として日常的に使い、必要であればそれ以外のタイプの辞書をサブ辞書とすることをおすすめします。

英語辞書マイスターへの道 より

 

私自身は、英和と英英辞書は紙の辞書を持っています。電子辞書は人生で一度も使ったことがありません。その代わりスマホの辞書アプリを色々と買っています(笑)片手でどこでも調べ物ができるのはいいですよね。しかし、勉強をするときにスマホを触るとついSNSを見てしまったりするので、電子辞書もいいのかなと思うことも…。この本読んで、電子辞書いいなあと思うようになりました。ああ、悩ましい(結局悩んでいる)

辞書を使ったボキャブラリーの増やし方

本書には英和辞書だけでなく、英英辞典のことや、シソーラス辞典のことにも触れられています。よく、英語中級者以上になれば英英辞書をというアドバイスを聞きますが、なぜ英英辞書が必要なのか、どんな調べ方をすれば英語力UPにつながるのかが本書では紹介されています。

また、辞書は単に調べ物をするツールではなく、うまく使うことで自分の中の語彙量を飛躍的に増やすことができます。その具体的な学習方法も詳しく書かれていましたので、英語学習をされている方は読んで損のない内容だと思いました。

 

 

普段、ほぼ知らない単語の意味を調べるためだけに使っている辞書ですが、正しい使い方を知ることでさらに英語学習の深さが広がるんだということを、この本を読んで気づかされました。薄くて読みやすい本ですが、内容は濃いです。辞書選びに迷ったら、この本、オススメですよ♪

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